PSAのPOPとは? ポケカ鑑定数(POPレポート)の見方
価格には2つの側面があります。そのカードを欲しい人がどれだけいるか、そして実際にどれだけ存在するか。POPレポート(鑑定数)は後者を測るものです。鑑定会社が、そのカードを何枚スラブに入れたかを、グレード別に積み上げた記録です。読み方を覚えれば、「レア」はなんとなくの印象から、数字に変わります。
POPレポートとは
鑑定会社がカードを鑑定するたびに、そのグレードのカウントが1つ増えます。POPレポートは、その合計です。合計でX枚が鑑定され、そのうちY枚がPSA10、Z枚がPSA9、というように。特定のカードの、特定の状態ごとの、現在の供給量を示す、ホビーで最も近い数字です。まさに、実際に取引される単位でもあります。
POPが少ないと価値が上がる理由
希少性が意味を持つのは需要と出会ったときだけですが、出会ったとき、POPレポートはその決め手になります。ピカチュウイラストレーターは極端な例です。片手で数えられる鑑定数に対して、世界中の需要がある。その結果、現存する中でも指折りの価値を持つカードになりました。ほとんどのカードはそこまで劇的ではありませんが、原則は下の層までずっと変わりません。絵柄も需要も同じ2枚のカードで、片方の鑑定数が10倍あれば、価格は離れていきます。
枚数と同じくらい大切な「GEM率」
未鑑定では数が多くても、上位グレードでは希少なカードがあります。何千枚も存在しても、PSA10で返ってくるのがごく一部、つまりGEM率が低ければ、カード自体は「レアではない」のに、PSA10には本物のプレミアムが付きます。未鑑定とGEM MINTのこの差こそが、実際に払う金額でグレードのほうがレアリティより効くことがある理由です。
PokéTTでの使い方
鑑定数は時価総額の半分です。カードの鑑定数に、直近の鑑定済み売却の中央値を掛けて、鑑定済みの供給の価値を出しています。サイトのすべての数字の根っこにある考え方です(価値の計算方法)。本当にレアなカードと、ただレアな気がするだけのカードを見分けるのにも役立ちます。
- POPレポートは、鑑定会社がグレード別に何枚鑑定したかの数字。価格の供給側。
- POPが少ない+本物の需要=プレミアム。ピカチュウイラストレーターは極端な例(最上位のPOPが1)。
- GEM率も大事。数の多いカードでも、PSA10は希少なことがある。
- 注意点:鑑定会社ごとに別の集計で、POPは時間とともに増える一方。推移を見る。

