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PokéTTジャーナル
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フルアートとスペシャルアートの違い|ポケカのSAR・AR・SA解説

「フルアート」と「別イラスト(オルタナティブアート)」はよく混同されますが、同じものではありません。この混同は、そのまま損につながります。市場がそれぞれに払う金額がまったく違うからです。結論から言うと、フルアートはレイアウトのこと、オルタナティブアートは同じカードの別のイラストのこと。違いが分かれば、最近の相場はでたらめに見えなくなります。

フルアート:イラストが枠いっぱいに広がる

フルアートのカードは、イラストがカード全面に広がっていて、絵を窓の中に収める白い枠がありません。ポケモン(またはトレーナー)が端から端まで描かれ、たいていは手で触れて分かる加工が付いています。日本版のレアリティではAR/SRの層にあたります。ARは1BOXに数枚入っている手の届きやすいフルアート、SRはその一段上のテクスチャ加工のホロです。トリプレットビートのコイキングは代表的なARです。

トリプレットビートのコイキング AR。カード全体に広がる場面のイラスト
AR(アートレア):カード全面がイラストで、コイキングが場面の中を跳ねています。フルアートはレイアウトのこと。絵が枠いっぱいに広がります。

別イラスト:同じカードのもう一つのイラスト

オルタナティブアート(別イラスト)とは、通常版がすでにあるカードに、まったく違う、たいていは場面を描いたイラストが、より希少なチェイス版として加わったものです。名前もテキストも同じで、絵だけが違い、刷られた枚数がずっと少ない。日本ではSAR(スペシャルアートレア)のチェイスカードがこれに当たります。最も有名な別イラストはブラッキーVMAX SA(海外では「Moonbreon」)です。通常のVMAXもありますが、月明かりのイラスト版が憧れの1枚です。

簡単な見分け方
同じカードで、もっとシンプルな版は存在するか?と考えてみましょう。存在して、このカードに特別な場面が描かれているなら、別イラストです。全面イラストのレイアウトでしか出ていないカードなら、フルアートです。別イラストのほうが希少で、プレミアムも大きくなります。

価格を決めるのはレアリティではなくイラスト

意外に思うかもしれませんが、愛されている別イラストが、同じセットの、数字の上ではより希少な金色のカードより高く売れることがあります。コレクターが買っているのはイラストだからです。レアリティのコードが示すのは印刷の格付けで、需要を示すのはイラストです。だからPokéTTは、コードの文字では値付けせず、実際の売却の中央値を使います。そのイラストに実際にどれだけの価値があるかが、そこに表れるからです。これらが載っているレアリティの全体像はポケカのレアリティ一覧で。追いかける価値のある別イラストのあるセットを見つけるには、ヒートマップとセットを見極める考え方が役立ちます。

この記事のポイント
  • フルアート=イラストがカード全面を埋めるレイアウト(日本版ではAR/SR)。
  • 別イラスト=通常版もあるカードの、もう一つの希少なイラスト(日本版ではSAR)。
  • 簡単な見分け方:同じカードのシンプルな版があり、こちらに特別な場面があれば、別イラスト。
  • 価格を動かすのはレアリティの文字よりイラスト。愛された別イラストが、より希少な金色のカードを上回ることもある。
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