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PokéTTジャーナル
ケースに入った鑑定済みのポケモンカード
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PSA・BGS・CGCの違い|ポケカ鑑定はどこに出すべき?

カードの鑑定は、PSA、BGS(ベケット)、CGCの3社が中心ですが、評価は一致しません。同じカードが、PSA10、BGS9.5、CGC9と返ってくることもあります。センタリング、角、縁、表面の重みづけが、会社ごとに少しずつ違うからです。そして、スラブに書かれた数字が価格を決めます。つまり、本当の問いは「このカードはミント?」ではなく、「このカードは、どの会社のラベルがいちばん高く買われるか?」なのです。

3社のスケールは何を測っているか

3社とも、見るのは同じ4点、センタリング・角・縁・表面で、スラブに入れる前に真贋も確認します。違うのは、結果の出し方です。PSAは総合評価を1から10まで1つだけ出します(1.5〜8.5には.5刻みのグレードもありますが、PSA 9.5は存在しません)。最上位のPSA10が「Gem Mint」です。BGSは4項目のサブグレードと総合評価を出し、総合は.5刻みもあります。有名なブラックラベル10は、4項目すべてが同時に10でなければならず、極めて困難です。CGCも1〜10ですが、通常のGem Mint 10の上に、拡大して見ても完璧なカードに与えられるPristine 10(プリスティン)があります。

メガリザードンXex SAR。1グレードの違いで価格が変わるタイプの最近のチェイスカード
このSARのような最近のチェイスカードでは、9から10に上がるだけで価格が倍になることもあります。どの会社でその10を取るか、そしてそのラベルがどれだけ売りやすいかが、判断のすべてです。

各社の特徴

PSAは流動性の王様です。最も多くのカードを鑑定していて、ケースはオークションでいちばん認知されています。ほとんどのポケカ、特にヴィンテージでは、PSA10がいちばん高く、いちばん早く売れます。BGSの強みは情報量。サブグレードを見れば、買い手はそのカードがなぜ完璧でないのかが分かり、最近のハイエンドを集める人に好まれますし、ブラックラベルにはそれ自体のプレミアムが付きます。CGCはコスパと厳しさ。評価されているスラブで、表面を厳しく見る傾向があり、最近のセットや、辛口で正直な評価がほしい人に人気があります。

出し直しの罠
グレードは会社をまたいで引き継げません。ある会社で9.5のカードが、別の会社で10になる保証はありません。スラブを割って出し直すのは、「かもしれない」のためにカードを危険にさらします。そのカードの買い手が高く買うラベルを狙って、一度で決めましょう。3社をまたいで数字を追いかけないこと。

日本版のカードはどこに出す?

日本版ポケカでも、転売や流動性ならPSAが基本で、目にする比較対象の大半もPSAの鑑定品です。これが重要なのは、価格形成は取引の厚みに左右されるからです。PSA10の売却が何十件もあるカードには、正直で売買できる中央値があります。一方、同じカードでも少数派のラベルは、出品1件では「高く」見えても、実際には売れないことがあります。転売目的の鑑定なら流動性に従い、最近の憧れの1枚を手元に残すための鑑定なら、BGSのブラックラベルやCGCのプリスティンが記念になることもあります。どちらにしても、まず真贋を確認すること。高額なものなら、スラブは偽物対策の保険にもなります。

ラベルで価格が変わる理由と、PokéTTの扱い

グレードごとに別の価格で取引されるので、PokéTTでは決して混ぜません。151のリザードンexの10と8は別々の市場で、平均を取るのはナンセンスです。すべてのカードを、1つのグレード内の直近売却の中央値で評価しています。PSA10と未鑑定の価格差や、各グレードが実際に何枚あるかを示すPOPレポートの記事と同じ考え方です。鑑定に出す前に、鑑定ツールで、そのカードの10が本当に希少なのかを確認してください。GEM MINTの鑑定数が多すぎて、プレミアムがほとんど付かないこともあります。

この記事のポイント
  • PSA=流動性と、多くのカード(特にヴィンテージ)で最も高い転売価格。BGS=サブグレードと難関のブラックラベル。CGC=厳しめでコスパが良く、最近のセットに強い。
  • グレードは会社間で引き継げない。そのカードの買い手が高く買うラベルに一度で出す。数字を追って出し直さない。
  • 日本版はPSAの比較対象がいちばん厚く、いちばん正直で売買できる中央値になる。
  • グレードは混ぜない。価値は1つのグレード内の直近売却の中央値。鑑定前にGEM MINTの鑑定数を確認。
写真: Erik Mclean / Pexels
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